広島湾の牡蠣

マガキ(真牡蠣) Crassostrea gigas
翼形目イタボガキ科

緑豊かな中国山地を源とする太田川の下流域に広がる広島湾や、その近郊の波静かな島影に浮かぶ牡蠣いかだは瀬戸内海の風物詩となっています。広島湾のカキ養殖の歴史は古く、石、竹ヒビ、いかだと養殖方法も変遷を重ねてきました。

牡蠣の餌は、植物プランクトンで、エラで漉し取って食べます。牡蠣が餌を摂る際に濾過する海水の量は、牡蠣1個あたり1時間に約10リットルにもなります。

牡蠣は秋〜早春が旬とされており、夏期は産卵期で食用には適さないとされていますが、最近では夏期にも美味しく食べられる牡蠣が販売されています。牡蠣の種類は多く、世界中で約100種類、日本の沿岸に生息している牡蠣は、「マガキ」「イワガキ」「シカメガキ」「スミノエガキ」「イタボガキ」「ケガキ」など、約20種ほどで、これらはすべて食用となります。

牡蠣の簡単おいしいレシピ

牡蠣の栄養

牡蠣は、昔から栄養価の高い食材として知られていました。牡蠣は身体に必須の亜鉛を始め、各ミネラル等が豊富に含まれているので人間の身体にとってとても良い食材です。味といい、栄養といい、まさに牡蠣は、赤ちゃんからお年寄りにまでピッタリな「海のミルク」なのです。

TIPS

広島県の牡蠣(むき身)生産量は、平成27年(暦年)19,322トンで全国の生産量28,360トンの約68.1%を占め、全国で第1位です。

一般に食用として市場で流通しているのはマガキとイワガキの2種類で、その中でも広島県をはじめとして、日本で養殖されている牡蠣のほとんどがマガキです。

殻付きかきの下ごしらえ

 かきはむき身で売られている事が多いものですが、最近は徐々に殻付きで売られている事がありますね。また、贈答で殻付きかきをいただくこともあるかもしれません。

 美味しいかき料理を作っていただくのにお役立ちの、「殻付きかきの下ごしらえ」をご紹介します。

必要な物
 オイスターナイフ(洋ナイフで代用可能)、ザル、ボウル、大根おろし(塩水、片栗粉で代用可能)

  • ① かきの殻をたわしで洗い、汚れを取る。

  • ② 殻と殻の境目にオイスターナイフを刺し込み、貝柱と殻を切り離し殻を取る。

  • ③ かきの身が付いた殻も貝柱と殻を切り離し、身をはずす。

  • ④ 切り離したかきの身はボウルに入れ、適量の大根おろしを振りかけもみ洗いする。

  • ⑤ 大根おろしに汚れが付き、黒くなったら水洗いする。

  • ⑥ かきについた大根おろしを丁寧に水で洗い落し下ごしらえとする。

※ 大根おろし、片栗粉、塩水で洗うなど、かきの洗い方は様々ある。なお塩を使い過ぎると身が締まり固くなってしまうので注意すること。

※ かきの旨味が逃げるので水で洗い過ぎないこと。

※ 貝柱が取れないようやさしく洗う。ザルでふり洗いすると貝柱が取れにくい。

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